世界の姫





世界の姫神の物語は姫神がいろいろな苦難の中、王子様に助けられて幸せに暮らすお話が多いです。

それは女性の憧れでもあり、夢でもあります。

女の子は世界中の姫物語を読んでいつか自分にも白馬に乗った王子様がやってくるだろうと夢を見、信じています。

またその幸せになる過程に涙して、本当はそれほど不幸ではないのにその主人公に自分を重ね合わせてなりきることもあります。

男性から見れば「何をばかな、そんなことがあるはずがない」と思われることでも、女性の側から見れば憧れのお話、自分をその中に置き換えることができる物語です。

それに比べて東洋の姫物語は少し悲しい終わり方をするものが多いような気がします。

かぐや姫は誰とも結婚せずお世話になったおじいさんとおばあさんと別れて月の世界へ帰っていきますし、姫ではありませんが中国の楊貴妃も最後には皇帝に命を奪われます。

東洋と西洋の姫に対する考え方の違いがこうした物語の違いを生み出していくのでしょう。

西洋では姫であっても活発で自分の意志を持っている物語が多いような気がしますが、東洋、特に日本では平安時代のイメージが強く姫とは御簾のうちでおとなしく、しとやかにすごしているイメージが強いです。

こうして世界の姫のお話はいろいろありますが、どれにも今の私たちに大切なメッセージを送ってくれているような気がします。

自分の意見をしっかりもって、主張しなければいけないときはしっかり主張する、また相手を立てるときは相手に譲る。

世界の姫物語に憧れだけでなく、その中に語られている大切なメッセージを読み取って行きたいと思います。






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